臍帯血保管の問題点
臍帯血の保管には、次のような問題点があります。
●臍帯血を採取できる医療機関が限られている。
●幹細胞の数が移植の成否を分けるが、採取された臍帯血だけでは細胞数が足りないこともある。
●成人患者への適応症例は多くなく、医療機関ごとの差が大きい。
しかし、これらの問題を解消するため、臍帯血の採取ができる医療機関を増やす取り組みが行われています。 また、細胞数を増殖するための技術確立に向けて研究が進んでいますし、複数人の臍帯血を同時に移植する「カクテル移植」など、問題解消に向けて努力・研究されています。
将来の再生医療に期待
まだ研究段階ではありますが、臍帯血の増殖技術が確立を前提に、再生医療での積極的な利用も考えられています。 そのため、アメリカでも臍帯血の保管が拡大していて、日本でも徐々に広まりつつあります。